データベースの種類
データベースには大きく分けて以下の4つの種類がある
・階層型
・ネットワーク型
・リレーショナル型
・オブジェクト・リレーショナル型
階層型
ツリー構造でデータを階層的に格納します。
1つのデータが複数のデータに対して親の関係を持ちます。
各データにアクセスするルートは1通りのみ。データの冗長化が発生しやすい特徴があります。
ネットワーク型
網の目のような構造をしています。従属データは複数の親データを持つことができます。階層型のデメリットである冗長性をなくすことができます。
リレーショナル型
階層型、ネットワーク型データベースと比べて、使いやすく、柔軟な構造で容易にデータの取り出しが可能となっています。構造の変更があった場合もプログラムへの影響が少なくなりました。
オラクルや色々なベンダー企業がリレーショナル型、オブジェクトリレーショナル型を採用しています。
- リレーショナルデータベース
- データは行と列からなる表に格納される
- 複数の表を関連付けることができる
- E.F.Coddのルール(エドガーFコッド考案のRDMSに関する規則)をサポート
オブジェクトリレーショナル型
リレーショナル型データベースの機能を拡張して、オブジェクト指向プログラミングにおけるオブジェクトの概念を取り入れたデータベースです。
リレーショナル型データベースの機能を拡張しつつ完全な互換性を持ちます。
- リレーショナル型データベースの機能を拡張。完全な互換性を持つ
- 同じデータベースで複数のオブジェクトをサーポートする
- 構造を定義した属性と、操作であるメソッドが組み込まれている
オブジェクト指向データベースはObject Oriented DataBaseの略で『OODB』と呼ぶことがあります。